吹田市 ~ダイナミックな成長と健全なる成熟~
後藤 圭二 様
いよいよ来年度に本市は市制施行80周年を迎えます。当初7万人ほどだった人口は今や40万人に迫ろうとしています。そしていよいよ中核市の仲間入りを果たし、よりきめ細かで高度なサービスを提供することで市民の生命財産を直接守る権限を持ちます。
吹田市が今の豊かさを保つためには、信頼に基づく新しい形の連携圏域を形成することが必要です。つまり、単なる合併や一部事務組合という手法ではなく、あらゆる分野でさまざまな形の連携の可能性を追求し、エリア全体が持続可能な社会システムを共有するということです。
このたび、西宮市、尼崎市、豊中市そして吹田市と、全国初の4中核市が地続きとなる “NATS” エリアで、新たな「地方分権圏域」を形成しようとしています。自立した強みを持つ複数の自治体が、分野ごとに柔軟に互いに力を持ち寄る、という新たな仕組みこそ、結果として個別自治体の持続性を強化する戦略であると考えます。
吹田市の魅力は、ここ数年で急激に高まりました。これまでの市政の経過を私たちは理解しつつ、未来に舵を切らなければなりません。この街を愛する市民として、健全で民主的、大胆で繊細な市政運営を続けてまいります。
後藤市長プロフィール
氏 名 後藤 圭二(ごとう けいじ)
生年月日 昭和32年6月18日(62歳)
任 期 令和5年5月13日まで
趣 味 スキー、テニス、野球、ダイビングなど
信 条 法にかない、理にかない、情にかなう
略 歴 吹田市片山町生まれ
吹田市立千里第一小学校卒業
大阪星光学院 中学校・高等学校卒業
昭和55年東京水産大学(現 東京海洋大学)水産学部卒業
同年4月吹田市役所入庁、水道部に配属
以後、市長室参事、環境政策推進監、環境政策室長、道路公園部長等を歴任
平成26年10月 退職
平成27年4月26日 吹田市長選挙にて初当選
同年5月14日 第20代吹田市長に就任
平成31年4月21日 吹田市長選挙にて再選
令和元年5月14日 第21代吹田市長に就任