触ってみよう能の世界

卓話の世界

触ってみよう能の世界

能楽師 観世流
山本 博通 様

本日は、貴重な時間をいただき、卓話をさせていただきます。能楽師、観世流シテ方の山本博通です。又私は、大阪東RCの会員でもあります。
西形様と私の家内がある会合で知り合いになり、その縁で本日卓話をさせていただく事になりました。本日は、皆様に能楽の世界に触れていただきたいと思います。
能楽という伝統芸能を皆様はご存じでしょうか。文楽・歌舞伎は身近に感じる事もあるでしょうが、能楽となると敷居が高くなるのではないでしょうか。文楽・歌舞伎などは、江戸時代に能楽の影響を受け、庶民の為に出来た芸能です。能楽は江戸幕府の式楽として、武士の社会に於いて守られてきました。故に現在でも敷居が高いものと認識されていると思います。
又、明治時代になると、武士に変り、裕福な方のお楽しみになった事もあり、一般庶民からは縁遠いものとなりました。
私達、能楽協会の者は、能楽を守るべく子供達に能楽を知っていただく活動をしています。皆様に、能は面白くないと思うのではなく、一度観に来ていただきたいです。
今日は、少しでも能楽を身近に感じていただける様にお話しさせていただきます。

高砂の謡体験「高砂……」
結婚式でよく歌われます。
能面の不思議
能面を掛けるとどんな世界?
能面には表情があるの?

ご興味を持たれた方は、どうぞ能楽堂に足を運んで下さい。11月3日に道成寺を舞います。是非お越し下さい。
本日は有難うございました。

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